日々のこと

年の瀬 お買い物情報

年末のどん詰まりになって、Tim Berneの新譜が!
今年はこのアルバムだけなのね。
Big Satan名義で、「Live in Cognito」。

bigsatan.jpg


メンツは、Tim Berne: Alto saxophone、Tom Rainey: Drums、Marc Ducret: Guitars のトリオ編成。
2枚組Live CD。
このアルバムを今年のベストアルバムに選出する人もいたりして、でもまあ仕方がない。
来年、どかんと一発聴いてみよう。
レーベル元のScrewgun Recordsに直接申し込んだ。
結構安く買えそう。
HMVとかぼったくりの値段つけやがって。まったく。

Screwgun RecordsのHPで、直接何曲か試聴できるので、興味のある方はぜひどうぞ。
(HPはこちら

このメンツ、外すわけにはいきますまい。

ちなみに「益子博之の10枚」で、このアルバムは紹介されている。

もう一つ、高柳昌行の音楽評論集。
「汎音楽論集」(月曜社)

takamusic.jpg


「糟も残らぬ音楽等、論外である」

と言う訳で、これは読まずにはおれぬ。
早速アマゾンで注文。

来年もまた、高柳の洗礼を浴びるのだ。

さて、今年も残すところあと僅か。

パチンコは本当に今年で「打ち止め」にしよう。

家にある本とかCDとか、じっくり読んだり聴いたり。
そのような年に来年はしよう。

これからちょっとばかり本読んで、紅白見て、年越しそば食って、そうしたら、もう来年だ。

いい年にしよう。

皆さんもよいお年を。


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  1. 2006/12/31(日) 18:08:51|
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I'm The Decider

ジョージ・ブッシュを皮肉った作品。
ビートルズの「I Am the Walrus」のパロディー。

こちらをどうぞ。

アメリカの良心はどこにある。


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  1. 2006/12/30(土) 23:58:53|
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今年の10枚

今年の10枚を選んでみた。

thethingactionjazz.jpg


1. The Thing / Action Jazz
2. Charles Gayle Trio / Live at Glenn Miller Cafe
3. Otomo Yoshihide's New Jazz Quintet / ONJQ Live in Lisbon Feat.Mats Gustafsson
4. Senti Toy / How Many Stories Do You Read on My Face
5. 山中千尋 / Lach Doch Mal
6. Derek Bailey / Carpal Tunnel
7. YAS-KAZ / 兎に角
8. Fedayien / Live 1991
9. Marc Ducret / Live 2
10.浜田真理子 / 夜も昼も

強烈な音塊炸裂のThe Thingは文句なし。
Charles Gayleのこのライブ盤も必聴。
菊地成孔が抜けてMats Gustafssonが加わったONJQのこの作品は、ずば抜けた出来映え。
Senti Toy、山中千尋は、実に愛聴した作品。
Derek Baileyに哀悼。
YAS-KAZ。こんな音楽あったの?というサプライズな作品。
Fedayienのすごさを改めて認識。
冴えわたるMarc Ducretのギター。
浜田真理子の哀しさ。

他には、高柳昌行の怒濤の5枚リイシューとか、阿部薫の映像とか、あるいはTom Waitsの三枚組未発表曲集とか印象深い。

選外となったが、Brandon RossのPuppetも実に良質な音楽。

10枚に絞るのにあれこれ悩んだけれども、こんな感じかな。

ロックが一枚も入らなかったけれども、そもそもたいして聴いていないのだ。

ミュージック・マガジンの1月号ベストアルバム特集を読んで、なんだか随分自分とは違う、遠い所に行ってしまったなあという印象。

ジャズ部門でも、一枚も自分とは重ならない。
選出されたアルバムは、全部聴いてはいるのだけれど。

果たして、こうしてまた、音楽の旅は来年も続くのであった。


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  1. 2006/12/30(土) 11:05:13|
  2. Jazz
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仕事納め

今年の仕事も本日で終了。
一月三日までのちょっとした小休止。

明日からゆっくり過ごそう。

仕事のことを考えると少しばかり憂鬱な気分になってくるのだが、疲れてるのだなこれは。

しかし今年もいろいろあった。

親父は死ぬ。
妻の病気、長期療養。
仕事で最低の評価くらう。昇進厳しい状況。
断薬の失敗(減薬は多少成功)。
パチンコに大々的にはまる。
慢性的な睡眠不足。
職場での、度重なる衝突。

などなど。

へへへ、嫌な一年だな、これは。

でもそれがなんぼのもんじゃい、馬鹿たれが。
これしきのことでへこたれていては、生きていけぬ。
強く、強く、もっと強く。

希望の光を自ら絶やしてどうするというのだ。

美しき幸福の世界は、ここにある。
ここにあるのだ。

破壊し、構築し、破壊し、構築し、そしてそれはやがて更に強固なものになるのだろう。
鋼のような強靭な、そして猫のようなしなやかさを併せ持つ、そのような力をこの胸に。

適度な疲労が伴う方が、やっていても張り合いがあるというものだ。

力を漲らせる。

馬鹿野郎、やってらんねーんだよ。ファック。と、言いつつもやってみせるその力を更にパワーアップさせるのだ。

反権力、反体制。

そのアンチの精神をどこまでも貫き通せる力が必要だ。
更に、更に、その力が必要だ。

徹底的に、強くなりたいと思う今日この頃。

俺は弱いからね。

しかしそうした意味において、怒れる男、チャールス・ミンガスの音がやけに響いた年であり、同様な理由でチャールス・ゲイルの音も響いたのであり、そしてパンクについてよく考えた一年であり、The Thingの激しい音にもやられた一年であり、あるいは阿部薫の映像やら八木美知依のほんの僅かの映像にも深く感銘を受けたのであり、そうした事柄は、全て自身の生き方に少なからぬ指針となるものであり、即ち、不屈の魂である。

何気なく始めたブログもなんだかんだで年を越しそうだ。

矢のように時は過ぎて、ああ、何もやってないなと思いつつも、ブログにその思いを少しばかり刻むことは、やってみてわかったのだけれど、結構面白い。

実際のところ、ろくでもない男の戯言ブログにお付き合いいただいている少なからぬ人たちに、深く感謝いたします。

それが自分の力の源になって来ているような、そんな気分の一年でもあり。

「幸福だから笑うのではなく、笑うから幸福なのだ。」

そのような言葉があるけれども、そうであるならば、全部ひっくるめて笑っちまえ。

世界中が笑い声をあげたら、宇宙に笑い声がこだまして、それは随分と面白い光景だな。

どいつもこいつも笑っちまえ。

俺は死に際に、笑いながらこの世とおさらばしてしまおう。

笑いこそ、百薬の長。

そんなことをぼんやり考えながら、しかし誰しもが泣きながらこの世に生まれて来たのだから、最後は笑うようにやはりできているのではないかと思うのだった。

笑い茸の毒キノコでも食らってでも、笑っちまえばいいのだ。

しかし一年は速いな。

百点満点の人生とはなんだろう。

正解が書いてある本を見たことがないのであるが、人生はテストではなく、だから答えもなく、日々刻々と終わりに向かっている訳であり、正月を迎えて、また更に終わりに近づく訳であり、そしてそれはめでたいというのであるから、まったく人間の考える構造というのは実に面白くて、結局時間切れで人生を終えるか、あるいは時間内に答えを見つけるか、まあこの際どうでもよい。

不屈の魂。そして笑いである。

ところで、Myra Melfordの新譜「Be Bread」を聴いて、なんだか随分とまるくなったなあという印象を持ったのであるが、それはスケールアップしたということなのだろうか。
まだ一回しか聴いてないからなんとも言えぬ。

さて、夜もすっかり更けて、半ば朦朧としてきた。

寝る。

そして明日、また再生するのであった。

散髪に行こう。


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  1. 2006/12/29(金) 03:12:58|
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大阪へ行って来た

今日は大阪へ行って来た。
出張なり。

年末のてんやわんやに輪をかけるようなスケジュール。

むむむ、また明日から頑張るべ。

今晩は嵐だな。

雷鳴ってた。

明日は晴れるみたい。

悪い日はそうは続かぬ。

これから岡村ちゃんのビデオ観て、風呂入って寝ます。


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  1. 2006/12/27(水) 00:56:45|
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倖いラッキー

別にラッキーでもなんでもなくて、昨日は徹夜だったりする。
そして今日も終電だったりする。
まあ、仮眠を二時間取ったからどうということはないのだけれども、やはり一番堪えるのが、職場の上司共のきつい叱責であり、しかしあの怒声は職場が凍るな。

結構周りから心配されたりするのだが、しかし結局のところ、自分の仕事への思いが足りないからこういうことになるのだろう。

仕事の出来る人間になりたいものだ。

あーいかんな。

とりあえず寝るか。

ブランドン・ロスの新譜が出ているので、聴きたくて仕方がない。
前作は、最高によかった。

ちょっと明日か明後日、ぱぱっと買っちまいたい。

時間あるかな。

しかし結局のところ仕事なのだろうか。

寝よ寝よ。


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  1. 2006/12/23(土) 02:08:04|
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忘年会?

というわけで、忘年会に出席できず。
仕事の山だなあ。
会費だけはしっかり徴収される。

まあ、どうせつまんねえからいいよ。と、「あの高いところにあるブドウはすっぱい」理論を持ち出して、自身を納得させるのであるが、たまには年忘れでもしたいもんだ。

腹の底から大声を出して笑うセラピーなどというのを、いつぞやの海外ニュースで見かけたが、やはり笑わねばなるまい。

しかし笑うセラピーというのは実に奇妙な感じで、そうまでしないと、もう笑えない世の中なのかと、神妙な感覚に陥ったのを思い出す。

俺は実にくだらないことが好きで、また目的のない行動とかも好きで、それは即ち衝動的なのであるが、大体いちいち意味を求めるから窮屈になるのだ。

そうは言っても笑いたいなあ、俺も。
セラピー通うぞ。

笑いは健康の最大の特効薬とよく言われるけれども、無理して笑うべきか。
行動が感情を生み出すものとして、それはつまり楽しく行動すれば気分も楽しくなるのであるから、地獄の底から大声で笑えば、これは即ち天国となる。

そのようなわけで、ひきつったぎこちない笑いを繰り返すうちに、神経症になってしまうのではないかと思うのだが、そうなのか。
俺は自分の病気がよく分からないのだけれども、とにかく肩やら首やら凝りまくるので、仕方なしに服薬するのだけれど、こうすると楽になるのだから、やはり精神的なものなのか。

ええい、面倒臭い。
笑う角には福来たる。

いい年迎えよう。

おっとその前にサンタがやってくるので、特大の靴下を用意して、そしてそれは四次元に通じる靴下であって、そこに無限大の幸福をいっぱいに詰め込んでもらおう。

どこを向いても幸せだらけで、幸せに溢れかえる日々を過ごすのだ。
いいだろう。

しかし幸せとは何だ。

それは心の内にあるらしいのだが、一度ミクロ探検隊を心に派遣して、徹底的に調査して発見してもらって、それを持ち帰り、この目で見てみたいものである。

携帯で写真でも撮ってみよう。

そしたらブログにアップするので是非見てもらいたいと思う俺は、やけのやんぱち、お前ら、酒ばかり飲んだくれてんじゃねえ。
アル中になっても俺は知らぬ。
俺は煙草の吸いすぎで肺がんで死ぬ。と、一人思うのであった。

心にピース。

黄色のピースバッジが懐かしい。

心にピースバッジをつけておこう。

そしたらいつでもピース。

ピースでもホープでもなくセブンスター・ライトであるが、部屋が随分とヤニ色だな。

かくして今日も一日が終わり、つまり人生の何万分いやあと何千分の一が終了し、そうして一歩一歩終わりに近づくのである。

セネカが人生の短さを説くように、多くは浪費して人生は終了し、つまり本当に生きるとはなんぞやとまた考えながら眠りにつく。

真に生きる時間が多ければ、それは充実した幸福な人生なのであるから、しかし、生きるとは何か。

悉く、この世は謎だらけ。

不思議な空間。

そして、それはともかくピースである。

ピース、ピースと呪文のように唱え続け、ピース教の信者となって、日々三万回ピースと発語すれば、きっとピースな毎日だ。

それでいいのだ。

一回唱えて、ワン・ピース。

ワン・ピースのおねーちゃんに幸多かれ。


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  1. 2006/12/21(木) 02:50:59|
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慌しい

実に慌しくて、さすがに疲れる。
明日は朝から顧客に説明会があるし、夜は忘年会などもあったりする。
行けるのかな。
忙殺されてて、分刻み、秒刻み。

さっきまで、いろいろブログ探検。
皆、面白い。

マイナス思考のブログについつい惹かれる。
でもこれは正直なところ、人間の本音なのだよね。

実に悲しい気分になるのだが、やはり神への信仰というのは必要なのではあるまいか。

魂の救済。

PCの前で悲鳴を上げる人たちを、どうやったら救えるのだろう。

精神科医と薬が、現代のキリスト教なのだろうか。

神は死んだ。

だが、我々は救済されていない。

かつて、神は薬の役割を果たしたと言うべきか。

今はこうして、俺も含めて、ブログに毒を吐き、ちょっとは精神衛生上楽になったりして、ブログは現代の神への告白ではないのか。

ネット信仰。

ネットの中で彷徨う魂を、一体誰が救ってくれるのだろう。

人魂が溢れかえっている。

人類に、幸多かれ。

そう思わずにはいられない気分。

まったく何が世界一豊かな国だ。

胸糞悪くなりつつも、そう、人類に幸多かれ。

神は見ているのか。

何とか言え。


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  1. 2006/12/20(水) 02:19:19|
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失われた時を求めて

二十世紀文学の最高峰とされるこの小説。
実はまだ読んでいない。

ずっと気になっていて、そしてずっと気になったまま時は失われていき、ああ、失われた時間を返してくれ。
学生時代に読むべきだった。

その様なわけで、とうとうアマゾンで注文。やったね!
集英社文庫のヘリテージシリーズ。全13巻中、8巻まで刊行されている。
そして8巻まで注文。

読むぞ、この野郎。

埴谷雄高が、二十世紀の文学は一番がこの「失われた時を求めて」で、その次の次の次、ずっとナシで、十一番目にやっとジョイスの「ユリシーズ」が登場といったようなことを書いていて、そうか、そうだったのか、やはりこれは読まずにはいられまいと決意したのであった。

俺の場合、積読の山で、それはもう読んでない本だらけで、十年以上寝かしている本もごろごろあって、なんせ一冊読めば三冊買うような感じで、つまり永久に読破できないような気がしているのだが、これはいけない。

音楽でも本でもよく言われるように、百人の百枚、あるいは百人の百冊より、一人の百枚、百冊。

CDは山のようにあるけれども、どこまで聴き込んでいるか、はなはだ疑問であって、独身の頃は月に百枚位買っていた頃もあったものの、実際本当に聴いていたのだろうか。

もともとギターやるにはいろいろ聴かないとな、なんてところから始めて、そのうち聴くのが主流になり、そのうち買うことが主流になっていったような。

まあよい。

プルースト読むのだ。
文庫だから、電車でじっくり読んでやる。

ところで「ユリシーズ」もずっと本棚を飾ったままになっているのであって、俺は一体、ああ、何を読んでいるのだ。

今は片手に埴谷雄高、片手に「道は開ける」再読中であって、全く分裂しているのであるが、もうどうだっていい。

家にある本全部読破。

これを来年のテーマにしよう。

CDも無闇に買わないでじっくり聴くこと。
などといいつつ、またアマゾンで注文していたりするのだが、病気である。

音楽は、聴きたい音楽が本当に次から次に出て来るので、どうにも止まらぬ。

こういうのを趣味というのだろうか。

まあよい。

まあよいのだ。

来年の目標。

貯金すること。

小遣いの範囲で、全部やること。

パチンコは、万が一やってしまった場合でも、財布の金全部注ぎ込まないこと。

馬鹿野郎、この野郎、なんで出ねーんだ。と、台に向かって、怒らないこと。

妻の病気が良くなって、そして楽しく暮らすこと。

健康と幸せ。

やっぱりこれだよな。

それからギターと写真。

ああ、いっぱいありすぎる。

でも、人間は、幸せになると思った分は、幸せになれるそうだ。

不幸を嘆いても始まらぬ。

そうだろう?

ところで先週土曜は出勤。
日曜は、ちょっと買い物。そして深夜までカラオケ。
(妻が殆ど一人で歌い続ける。最近元気になったかな。嬉しい。)

そんなこんなの毎日だ。

リラックマしつつも、日々闘い。

負けるな、負けるな、絶対に勝ちに行く。

Gauzeの「限界は何処だ」というアルバムがあるけれど、俺は「もう限界」な気分に多々なるのであるが、畜生、手前ら今に見てろよ。

勝利の女神の首根っこを捕まえて、無理矢理こっちを振り向かせる。

はははは、こんにちは!


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  1. 2006/12/19(火) 00:58:54|
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楽しいことを考えた

午前一時頃家に着き、六時には起きて、七時には家を出る。
睡眠時間を入れて、六時間位しか家にいない。
こんなものか。
なんだかなあ。

ところで、人間というのは楽しいことを考えれば、本当に楽しくなるし、病的なことを考え続ければ、やがて病気になってしまうらしい。
つまりよく言う「思考は現実化する」、あるいは「思考はあなたそのもの」というやつで、早速俺は楽しいことを考えた。

ところがこいつが曲者で、なかなか楽しいことが思い浮かばないのに我ながら驚く。

これはいかん。

そういうわけで、小川のせせらぎやら小鳥のさえずりやら陽光を浴びてのんびりと煙草でもふかしながら寝そべっている自分を思い浮かべたり、緑をとかく連想するのであるが、あるいは犬でも飼って、わんわんと散歩しながら、道行く人を殴り倒したり、いや、優しく挨拶なぞして颯爽としたり、そうして楽しく考えていたら、ああ本当だ、楽しくなってきやがった。

心の持ちようというやつか。

これがその程度では済まなくなってしまうのが心の病なのであるけれども、そのような時は、服薬と休養。
これにつきる。
あといい医者。

それはともかく楽しいことを考える。

そうしてみると、カネとかモノとか、あまり関係ないのだなあと妙に実感。
カネとモノを想像しても、あまり楽しくないことが判明。
あくまで副次的なものなのね。

しかし楽しいことを考えることと空想に耽ることとの違いがよく分からぬ。

空想癖のある俺は、よくぼんやりと、視点をどこにも焦点を合わせず万能の世界を彷徨うのであるが、それでいいのか。

これまた謎である。

まあよい。

苦しい時も悲しい時も、いつも心に太陽を。
でも雨だって降るよなあ。
それが人間だ。
自然界の生命なのだから、天候の如し。
そいつをひっくるめて全部笑えればいいのだよ。

そして心に音楽を。

今朝は久々に現代の名盤の誉れ高いErnst GlerumのOmnibus Oneなぞを聴いたりしてご機嫌だったりする。
ジャズ・ピアノ・トリオ。
はまると結構奥が深い泥沼である。

なんでも泥沼である。
物事は、奥が深い。

泥沼の泥沼化であって、CD生き地獄。
買っても買ってもきりがないので、もうCD売るな。
そうすりゃ俺も安心だ。

さて、時刻も時刻なのでそろそろ寝ることにする。
ああ、また三時間睡眠かよ。
と、嘆かないで、楽しいことを考える。(本当かよ)

眠らなくて死んだ人はいないというけれど、でも精神に異常はきたすよ。
即ち過労死、過労自殺なのであるが、君、言霊って言葉があるように、それを言ってしまうと本当にそうなってしまうので、こわいから考えない。

へへへ、どんと来いこの野郎。
受けて立ってやろうじゃねえか。
と、一人いきがるのであるが、明日に差し障るのでこの辺にしておこう。

まだオーロラみれない。

これからあのサイトに飛ぶ気力なし。

とっとと寝る。


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  1. 2006/12/15(金) 02:56:05|
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思い立つ

ロビン・シャーマの「三週間続ければ一生が変わる」というよくありがちな自己啓発書を読む。
本当かよ、と半信半疑ながら、丁度三週間後は正月なので、一丁やってみるかと思い立ったのであった。

踊れ、踊れ、踊らにゃ損、損。

無闇にポジティブシンキングする必要もないけれども、自己の習慣というものが、三週間で変革するというのだから、面白いではないか。

いつの間にか自分の可能性を自分で蓋をしているような今日この頃。
もっとはちきれてもいいかも知れぬ。

どうせ一度しかない人生。

やらないで後悔するより、やって後悔したほうがいいかも知れぬ。
もっとも、本書によれば、やって後悔することは殆どないようなことを書いてあった。
勿論、法に反するようなことは駄目だけど、自身の可能性が高まるのならば、それに越したことはない。

リスクを冒してでも挑戦するスピリットは確かに重要かもしれぬ。

リスクを恐れ、「無難に」生きることが、実は一番後悔する人生なのだそうだ。

その答えが本当なのかどうなのか俺は知らないけれども、年末までの三週間、俺は騙されたつもりで、ちょっといろいろ挑戦。

ただ、この手の本を読むといつも思うのだけれど、カーネギーの「道は開ける」の亜流なんだよなあ。

と言う訳で、カーネギーの本を引っ張り出して、そういやこんなこととかあんなこととか書いてあったなと思い出し、それをちょっとやってみようかと決意したのであった。

俺って単純。

実際実践しようとすると実に苦痛で、精神衛生上よくないのだけれども、いいよ、三週間だ。

なんだかどの本が何を言ってるのかごちゃごちゃになっているのだけれども、三週間、頑張ってみる。

所詮、失うものなどなし。

ぶち当たって粉々になってもよし。

一つ自身の可能性を追求してみようと思うのだった。


ところで毎日眠気と闘いながらの読書通勤。
眠いなあ。


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  1. 2006/12/13(水) 01:29:07|
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痛快 清志郎

ザイーガの記事にあった。

知っている人も多いのだろうけど、清志郎率いるタイマーズが、生放送の「夜のヒットスタジオ」で、FM東京を罵倒。
本番中に急遽曲を差し替え、ぶちまけたものだそうだ。
10年以上前の話か。

ロックはやはりこうでないと。
おまんこ野郎のFM東京、もとい、言葉狩りでがんじがらめの既存のメディアに痛快な一撃。

もう今ではこんなことできるミュージシャンもいないし、そのまま放送を続けるメディアもないのかもしれないけれど、ロックやるならこれ位の反骨精神は必要だ。
聴く側にしてもそうだろう。

清志郎の回復を祈りつつ。




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  1. 2006/12/09(土) 18:33:08|
  2. Rock
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オーロラ

オーロラが生中継で見れるサイトがあって、その名も「LIVE!オーロラ」。

昔からオーロラには強い憧れを持っていたので是非ともこの目で見たいと思うのだが、残念ながら時間帯が悪くまだ見れていない。
今は日の出前でもう明るいし。

しかし近いうちに必ずや目撃しようと思うのだった。

オゾン層の破壊云々で出現しやすくなったとは前々から聞いているのだけれど、それはともかくまず、あのアラスカ上空にそびえ煌くオーロラを見ない手はないのである。

明日は見れるかな。



12/9追記 こちらのHPによれば、アラスカ上空に出現する時間帯は、現地時間で23時〜3時が一番頻度が高い。
ということは、日本時間で、17時〜21時が一番目撃できる可能性が高いことになる。
ふむ。
今晩こそ。


テーマ:日記 - ジャンル:日記

  1. 2006/12/09(土) 03:01:39|
  2. 日記
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山中千尋のライブ

chihiro.jpg


神の恵みか、仕事が定時で終了。
速攻で神田のジャズライブハウスTokyoTUCへ。

本日は山中千尋ちゃんのミニライブなのだった。

いや、よかった。
僅か30分3曲ながら、見応え、聴き応え十分。
もっと聴きたいのは山々なのだけど、仕方あるまい。
(招待状には、一時間の予定と書いてあったのに。具合でも悪かったのだろうか。)

普通にチケット買えば、7,000円の彼女のライブ。
文句は言うまい。

ちっぽけなライブハウスで見る、目の前の彼女は、キュートで華奢で、よくぞこの体から、あの力強い音が出てくるのかと感心してしまう。

さすがに生音で聴く彼女のトリオライブは圧巻、圧倒的にかっこよい。
びしっと決まるところは決まって、さすがだな。

バークリーを首席で卒業しただけあって、技術的にもやはり圧倒的に素晴らしく、口をぽかんと開けて見入ってしまった。

帽子をかぶっていたのでよくわからなかったのだけど、もうちょっと顔をよく見たかった。

ミニなスカートがたまらないのであって、いや、よいです。本当に。

どうすれば彼女とお近づきになれるのか真剣に考えてみた。
当然答えは出ないのだが、しかしこれはなんとかせねばなるまい。

家に帰り、持っている彼女のDVDなぞを見て、いやしかしよかったな。

ところでデビュー5周年とか言ってたけど、彼女幾つなのだろうと疑問が湧くのだが、どこにも書いてないので謎である。

桐生出身で、桐朋学園大学ピアノ科卒業で、バークリーを卒業して、という経歴は分かるものの、でも20代だよな、あの美しさ。

それはともかく、急遽東京では、11日の品川プリンスでの公演に加え、16日に今回の会場ともなったTokyoTUCでのライブが追加。
前売り7,000円。
うーむ。

ところで、サイン会などもあったりして、しっかりサインを貰った俺は、これは家宝ものなのであって、嬉しいなあ。

すっかりただのミーハーとなりつつある今日この頃ではあるが、しかし彼女の音楽性は素晴らしく、はい、これからもしっかり応援させていただきます。

ガム噛みながら演奏する姿もサマになってたな。

かっこいいおねーさんである。


テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

  1. 2006/12/09(土) 01:06:18|
  2. Jazz
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このブログの読者層

いつもいつもご訪問ありがとうございます。
感謝感激。

ところでブログの読者層が分かるサイトがあって、マイクロソフトのDemographics Predictionがそれ。

早速試してみた。

じゃんじゃかじゃーん。

blog.jpg


ふむ。なるほど。

18歳以下の皆様、こんにちは。
今後ともよろぴくね。

24歳以下が52%を占めている。
ふむむ。なるほど。
ナウいヤングに支持されているのね。

35歳〜49歳の占める割合が一番低いのか。へええ。
50歳以上の方々のほうが高い。

男女の占める割合はほぼ半数かな。

一般的な統計とは若干違う結果に。

面白いなあ。

あの、なんというか、こんなブログですが、今後ともどぞ、よろしくです。


ところで本日久々に歌番組見て、FNS歌謡祭なんだけど、一番印象的だったのが山口百恵だったりする。
やっぱりあの声いいな。

次は中島美嘉。
彼女のあの暗さは稀有な存在だと思うのだけれど、しかしいい声しているな。
あの暗黒の世界をますます突き進んでほしいと思うのです。
しっとりというより、じっとりという感覚かな。

しかし全般的にバラード系が多いなあ。
スカッと一発ロケンローが聴きたい気分。

ジョン・スペンサーとか、ジョニー・サンダースとか。

ぱーっといこう。

なあ、そうだろう、青少年少女諸君。

とっとと寝ちまいやがれ。

俺も寝る。


テーマ:日記 - ジャンル:日記

  1. 2006/12/07(木) 00:10:35|
  2. 日記
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ただいま

ただいまと家に帰り、妻がご機嫌だと俺までご機嫌になる。
仕事の疲れも飛んでくよ。

しょんぼりしていれば、こちらもなんとなくしょんぼり。

でも楽しいね。

そんな毎日が、楽しいんだよ。


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  1. 2006/12/05(火) 01:16:47|
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自問自答

問 どんな時が楽しいか。

答 会話が弾む時。コミュニケーション。交流。宇宙の涯まで。
  音楽。(楽しくないときも多々あり)
  パチンコで勝ったとき(滅多にないし、やらないことになっている)

問 苦しい時は。

答 仕事が儘ならぬ。全てが儘ならぬ。カネがない。
  パチンコで負けたとき(死にたくなる。つまりしょっちゅう死にたくなる。でもやらないことになっている。)

問 生きるとは。

答 どうすれば楽になれるかを考える。

問 死ぬとは。

答 多分そのことを普段忘れるから人間は不幸になるのだ。

問 実際問題どうなのだ。

答 わからぬ。答が出ぬ。死んでも歩き続ける。
どこの音楽に、どこの本に、その答があるのかわからぬ。何も成果が出ぬ。
世の中不条理だらけ。

問 お前は大馬鹿者だ。

答 その通り。でもそういうお前はどうなのだ。利口と馬鹿の判断基準を述べよ。

問 利口と馬鹿の判断基準について。

答 利口な人ははさみが上手く使えないけれども馬鹿な人は使えるのであって、天才と狂気は紙一重であって、そうすると馬鹿と天才と狂気も紙一重なのだろうか。
馬鹿とは何か。何故、馬と鹿で、馬鹿なのか。
口が利けるから利口なのだろうか。
純粋な人は馬鹿というと、誰かが言っていたが、それは違う。
馬鹿にするな。

問 君はプライドが高すぎる。理想も高すぎる。馬鹿だ。頭も悪い。仕事もろくに出来ない。踏ん切りもつかない。悶々と日々を無為に過ごし、そして死ぬだろう。どうだ。

答 祈るのだ。

問 好きな女性のタイプ。

答 特にない。興味ない。目がくりっとしてるのもいいし、細長のもいい。色白の方が好きかも。でも、どうでもよい。俺には関係ない。俺は妻帯者だ。妻がいればいい。

問 カネが欲しいか。俗な奴だ。

答 五十億円くらい欲しいね。俗物だよ、俺は。カネとか地位とか名誉とか、全部欲しいね。そして幸せにまみれて暮らすのだ。いいだろう。

問 低俗な奴だ。

答 俺は風俗な奴だったけど、もうそういうのも卒業した。実際、カネを持つと、本当に必要なものが見えて来るそうだ。カネでは手に入らないものがね。
俺もそういう心境になりたいので、是非ともまずはカネをくれ。そうして思い悩みたいのだ。

問 宇宙の深淵について。

答 闇を見つめないと、明るさだって分からないだろう。立ち位置を確認する為には、闇を見つめることも必要なのだ。下手に見ようとしないから、無闇に前向きになるから、やりきれない偽善が跋扈するのだ。ああ、生きにくいなあ。

問 世渡り上手について。

答 気が利く奴は世渡り上手だが、どうしても気を利かしたくない。何故だろう。

問 パンク。

答 気が弱いパンクスです。いつまで経っても心がガキなので困りものです。そのくせ意固地で頭が変に固い、所謂使えない奴です。

問 そう自分を卑下するな。何も生まれない。

答 馬鹿野郎。偉そうなことぬかすな。何も分かってないくせに。

問 楽しいか。

答 ブログ人生。こうしていると、楽しいね。

問 希望について。

答 希望が山のようにあるから苦労するのだよ。何もなければ、悩むことはない。俺は望みを捨てない。生きるのだ。生きて、生きて、生きるのだ。諦めない。

問 不安について。

答 存在することの奇跡的な現実について、不安に陥らない人間はいないと思うよ。幸せであればあるほどその現実について不安になるわけで、このパラドキシカルな関連性を読み解かないと、いつまで経っても人間は不幸と隣り合わせ。けれども幸せを追い求めるのだ。憲法も幸福の追求を保障している。

問 疲れたな。

答 まったくくだらぬ。

問 どこまで続ける気だ。

答 お前が根を上げるまでだ。俺はしつこい粘着質な男だからな。

問 寝るか。明日に差し支える。

答 くっ。ボブ・ゲルドフだよ。ブームタウン・ラッツ。I don't like monday.

問 明日からまた頑張れよ。

答 言われなくてもやってやるよ、馬鹿野郎。それくらいのモチベーションはある。俺はこれでも男だからな。しかし金曜の千尋ちゃんのライブに行けそうにない。

問 また次に行け。

答 分かっているよ。仕方がない。もう終わりにする。寝ろ。馬鹿野郎。おやすみ。

問 とっとと寝やがれ。

答 はい。


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  1. 2006/12/04(月) 01:41:25|
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YAS-KAZ / 兎に角

yaskaz.jpg


YAS-KAZを初めて聴く。
彼のHPはこちら

彼の詳しい経歴等はHPご参照の程。

阿部薫とセッションしていたドラマーということで、興味津々だったのだけれども、ここに拡がる音空間は、とても豊穣で、良質で、浮遊感たっぷり。
どこまでも続く広大無辺の地を漂うが如き感覚に。
無限の宇宙空間に身を委ねている気分になり、幸福な時間と、そしていろいろな矮小なことで悩んでいる自分がどうでもよくなるひととき。

面白い音楽だなあ。

アンビエントといえばアンビエントかもしれないけれども、トランペットあり、歌あり、ギターありと、飛び道具も事欠かない。
次にどんな音が出てくるのだろうと、どんどん吸い込まれていってしまう。

まさにYAS-KAZワールド炸裂。大展開なわけで、これはちょっと素晴らしいアルバムではないだろうか。

音楽の可能性というのは、人間が存在する限り、どんどん拡がっていくのだと実に再認識するのであり、YAS-KAZとは、一体何者なのだろうと思いを馳せる。

打楽器の巨匠、十年の沈黙を経て完全復活なのだそうだけれど、そのすごさは、これから聴き込む度に、実感として重みを増して来るのだろうか。

これを聴いて、実に気持ちが豊かになってしまって、それはとてもよいことなのだけれど、明日からの仕事のこととか、そういったことさえなければ、もっと平穏に聴くことが出来ただろうのに。

これは今後も愛聴することになるだろう一枚。

無限の世界を揺う至福の時間。

宇宙の涯から涯まで彷徨うのだ。

YAS-KAZのような良質な音楽に、実にどっぷりと浸かることが出来れば、それはこの上ない幸せな時間ということだ。

いい音楽は、いいです。本当に。


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  1. 2006/12/04(月) 00:28:03|
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Adrian Sherwood

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Adrian Sherwoodのソロアルバム「Never Trust A Hippy」(2003年)と新譜の「Becoming A Cliche」をたて続けに聴く。

ニ作品ともRealworldというワールドミュージック専門レーベルから発表されていて、彼のサイトもある。ビデオとか音が聴けて、結構いいかも。

「Never Trust A Hippy」は、実にかっこいい作品で、これはまさに彼の30年に渡るキャリアで、初めてのソロ名義でのアルバムとなるのに相応しい作品。

かっこいい音というのは、その聴いた瞬間感覚的に分かるもので、このアルバムがまさにそれ。
彼が創始したダブという音のかっこよさが、見事に詰め込まれている。
癖になりそうな音。

Adrian Sherwoodは今年も来日しているし、俺もかつてMark Stewart目当てで、二日連続で見に行ったことがある。
(アンコールに応えないマークを、マーク、カムバック!と叫んでいた彼が懐かしい。もう十年以上前の話。)
馴染みの人も多いだろう。
というか、ダブ好きで、彼のことを知らない人はいない筈だ。

Adrian Sherwoodといえば、その輝かしい業績も勿論あるのだけれど、俺の場合、とにかくMark Stewartの作品に直結する。
Mark Stewartの1st,2ndは特に素晴らしく、音楽の極北、ダブの頂点と今でも思っている。
カオス渦巻く混沌とした音塊からアジテーションを発し続けるマークの孤高のヒステリックな叫びと、これまた混沌極まるダブミュージック。
極北のダブサウンドで、おそらく、Adrian Sherwoodの最も過激な作品群であり、代表作であることには間違いない。

それに比すると、その他の作品、例えば、Primal ScreamやNine Inch NailsやMinistryのアルバムすらおとなしく、物足りない印象を受ける。

「New Age Steppers」と「Mark Stewart」が、俺にとっては彼のランドマークであるのだ。

そのようなことを考えながら今回の作品を聴く。

そう考えると、前述した「Never Trust A Hippy」も、おとなしいといえばおとなしい。けれどもそれでも断然かっこよく、腐っても鯛。
というか、Mark Stewartの作品群のあの逆毛した音を求めるのは酷であって、これはこれで、高値安定した彼の作品。
今まで聴かずに損していた。

ダブは今では当たり前の一つのジャンルだけれども、このAdrian Sherwoodが創始したわけであり、偉大なパイオニア。
今でも魅惑的な音を発し続ける彼には、やはり目が離せないと思うのだ。

で、今回新譜の「Becoming A Cliche」なのだけれども、こちらは、長年にわたり彼が仕事を共にしてきたアーティストのボーカルをメインに仕立て上げられている。
これはこれで、いいのか。
でもかなり物足りない印象強し。
日本版限定ダブバージョンのCD「Dub Cliche」も付いていたけれど、こちらも1stに比べるとそれ程面白くはない。

とはいえ、こちらも間違いなく彼の世界を反映した作品であり、その辺のダブ音楽を聴くならば、こちらを先に聴いても損はない。
というか、優れた作品であることには間違いないのであり、単に俺の求める音と、今回はベクトルが合っていなかったということになるのだろう。

ちなみに、「クリシェ」というのは、「お決まりのやり方で」という意味合い。
このタイトル、Mark Stewartとの会話の中から出てきたフレーズらしい。

ダブは俺の大好きなジャンル。
あのディレイ感覚がたまらない。
本家本元のジャマイカ・レゲエより好きなわけで、そしてBlack UhuruとかSteel PulseとかのU.Kレゲエの方がしっくり来てしまうのは、それは全てAdrian Sherwoodに見事なまでに洗礼を浴びてしまったからに他ならない。
簡単にいえば、ClashとかPoliceとかのレゲエ/ダブ・ミュージックにシンパシーを感じるわけです。

それもこれも、始まりは全て、Adrian Sherwood。

深く敬意を表しつつ。



ntah.jpg




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  1. 2006/12/03(日) 01:38:36|
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時計がまわり

気付いたら午前零時を過ぎていて、即ちこれは師走に突入したわけであり、とうとう今年も残すところあと一ヶ月になってしまった。
速い。
速すぎる。

なんとなく生きて、なんとなく死ね。

そう思うと本当にそうなってしまうのだけれども、しかし速いな。

この速度は、子供の頃の夏休みの期間よりも速く感じるわけであり、このままますます加速度がついて、俺は壁にでもぶつかればそのまま木っ端微塵で、爆裂バーストシティーの体である。

写真やるべと思い立ったのが去年の暮れ頃で、思い立ったまま一年が経過しようとしており、これは恐ろしい。

そのうち、そのうち、といいながら、そのうち死んでしまうのだろう。

そのうち、というのは、絶対にそのうちなのであって、それは永遠に訪れない手の届かぬ空みたいな時間。

ならばどうすればいいかというと、とりあえず寝るべ。

とりあえず、というのも、とりあえずとりあえずなわけで、どこまで行ってもとりあえずであるから、これもまたとりあえずでしかない。

つまり思い立ったが吉日なので、先延ばししたら駄目で、その時やらねばならぬ。

今やらないことは、おそらく永遠にやらないと思っていたほうが精神衛生上よい。

ならば見果てぬ夢は何処まで見るべきなのかといえば、永遠の少年は永遠に夢見ているわけであり、夢を追い求めてやがて死んでしまうのか。

何処かで夢が実現されると信じるからこそ、人間は希望に満ちた明日を迎えるのだけれども、その時ただ呆然としていただけではおそらく犬死。

毎日あくせく働いて、気付いたら何もせぬまま定年を迎えてやがて老人になり、そして死ね。

さて、このように人間というのは実に限られた時間枠のなかでしか生きられない悲しい生き物。
その短い生涯に、必殺の一撃を食らわしてやろうではないか。

それは爆裂パンクであり、闇を切り裂く狼の突撃した遠吠えのハウリング・ウルフ魂であり、お前の母さんでべそと捨て台詞を残して、相手を一網打尽にする不屈の雑草根性であり、このまま死んでたまるか貴様のような輩に出し抜かれたままなどと沸々と熱き血潮を煮えたぎらせながら生きていくまさにこの人生そのものなのである。

負け癖がもし付いているのならば、小さなところから勝ち癖を付けていこう。

小さなところからこだわって、勝ちにいく癖をつけるのだ。

敗北者。

後悔のない人生などないというが、まさに俺も後悔の連続で、しまいには後悔を後悔して開き直ったりするものなのだが、どうせなら笑って生きよう。

笑う為には闘わねばならぬので、それはへらへらと生きていくことが笑う者とは違うことは肝に銘じなければならぬ。

俺は元来新聞記者というものに強い憧れを持っていたのだが、理由あって、結局、その夢は潰えた。
石の上にも三年というが、五年、十年、それ以上、今の職業に就いて、果たしてこれでよかったのかとまた自問自答し、それでも明日は容赦なくやって来る。

時間は容赦せぬ。

一日を我が物として生きた者が、勝利者だ。
明日のことなど知らぬ。
ただ今日、この一日を我が物にする。

ローマの詩人ホラティウスは言う。

「明日よ あらん限りの悪をなせ われ すでに今日を生きたり」

カーネギーの「道は開ける」が引用する詩なのだが、この言葉は鮮烈に覚えている。

しかして俺は、人生の浪費ではないか。
では、最善を尽くすとして、何をすべきか。

あるいは何をすべきでないか。

こうしてまたしても自問自答して生きていくのであるが、それが答えだ。
どれが答えだ。

死ぬまで踊り続ける吉野大作。

こうして俺はまた煙草に火を付け、コーヒーを飲み、存在することとその時間について、どうしてもこれは考えねばならぬと思うのであって、やはり「存在と時間」をもう一度再読せねばならぬ。

ハイデカー。


全然関係ないけれど、Clifford Jordanの「In The World」を聴く。
どうしてもCD化されなかったジャズLP界における最後の切り札が目出度くCD化されたものだそうで、なるほど、これは確かに素晴らしい。

俺はこの現代の狂気社会において、音楽を拠り所とする人間であり、また読書を拠り所とする身であり、でも根本は、ささやかな、けれども根本的に、小さな幸せを拠り所とする身であり、つまり普通の平凡な一市民なのであるが、これは多くの人間が求めることと何等変わるところはないのであり、そして誰でもが幸せな生活を望むに決まっている。

そしてそうはうまいこと問屋が卸さないから問題がややこしくなるので、結局のところ、問屋がうまいこと卸せばいいのだ。

現代は暗黒なのか、薔薇色なのか、俺にはよく分からないけれども、兎に角師走はなんやかんやで慌しい。

この容赦せぬ時間との闘いの中で、俺は何処まで生きていけるか。

夢心地なお前の頭に一発、この現実の現実性を突きつけられるからこそ、そういえばますます夢心地。

そうなのだ。

知っているからこそ、夢心地。

浮かれて踊って、何処までも。

何処吹く風。

何食わぬ顔して、生き抜けろ。


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  1. 2006/12/01(金) 01:34:59|
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