
The Pop Groupの2nd,3rd,Slitsの公式ブートレグとか、紙ジャケ再発を楽しみにしていたのだが、結局発売延期、未定になってしまったようで、本当に残念。
CDジャーナルの記事はこちら2月21日に発売とかの情報もあったけど、音沙汰なし。
Disk Unionはまとめ買いセットのおまけとか色々用意してたみたいだけど、無念だなあ。
個人的には、The Pop GroupのHow Much Longerを越えるアルバムというのは、滅多にあるものでもなく、あのアルバムは、鋼のようなビート、強靭なファンクネス、混然としたフリージャズの要素も絡んで、遥か未踏の地に忽然と姿を現した感が強い。
技術的にも音楽的にも群を抜いている為、フォロアーは、あくまでその位置に留まざるを得ず、決して彼らの継承者という者は、現在までのところ現れることはなかった。
そのスピリットを受け継ぐ者もいない。
分離したRip Rig + PanicやMark Stewart+Maffia,Pig Bagなどが、唯一彼らの音楽性、スピリットの継承者だった。
20年以上前の出来事だ。
革新的な音故に、時代はまだ彼らに追いついていない。
今聴いても彼らの音は有効だ。
その証拠に、先頃再発されたRip Rig + Panicの1st God が、やけに新鮮に、そして衝撃的に胸に響いてくる。
フリー・ジャズの巨匠ドン・チェリー、その娘のネネ・チェリー。そんな連中と共演するなんて、やはり時代を飛び越えている。
内輪の自分たちだけの世界に閉じこもって、最早オタク化してるとしか思えない昨今のロックの現状には、本当に目を覆いたくなる。
雑食で、食い散らかして、目を血走らせながら新しい音に喰いつこうとする、そんなロックの姿勢は、それを求める方が間違っているのだろうか。
俺がJazzの世界に入り出したのも、まだその姿勢がそこには残っていたからだ。
俺はハングリーな音を求めている。
微温的で平和ボケな音はいらない。
The Pop Groupは、特別だった。
どのような諸事情があるのかは知る由もないが、早期の再発を切に願う。
そして彼らを一足飛びに越えてしまう、そんな連中がジャンルを問わず出てきてほしいと願うのは、無理な話なのだろうか。
自分がやれって?
そうだね。
本当にそう思うよ。
軋轢の中で闘い続けること。
苦しみ続けること。
そしてそれを乗り越えること。
希望の光をThe Pop Groupに見出し、
そして共に歩いて行くこと。
そんな生き方は、かっこいい。
テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽
- 2006/03/06(月) 00:45:45|
- Rock
-
| トラックバック:1
-
| コメント:2
-
|
The Pop Groupは、格別だよね。
ギターかあ。もう何年弾いていないんだろう。
今思うと俺にとってギターってのは、一つの武器みたいなものだったかもしれない。
ギャンギャン鳴らしまくって。でもよく他のメンバーは文句言わなかったなあ、なんて今にして思ったりしてます。
- 2006/03/07(火) 00:18:09 |
- URL |
- Tatsu #-
- [ 編集]
THE POP GROUP/FOR HOW MUCH LONGER DO WE TOLERATE MASS MUDER? マーク・スチュワート(Vo)他計5人から成るイギリスの過激なダブ・ファンク・パンク・ロック・バンドの80年にリリースされた2nd。 1stの「何か檻の様なものに閉じ込められた中で、もがきあ...
- 2006/03/28(火) 00:20:00 |
- いい歳した男が…