
昨日27日は岡村靖幸の東京公演二日目、横浜Blitzへ。
台風による土砂降りの雨の中行って参りました。
これは行って正解で、実に楽しいものだった。
もともとは妻の付き合いで行ったものだけど、コアなファンでもない俺が楽しめるのだから、往年の岡村靖幸フリークには相当に感慨深いものではなかったのだろうか。
懸念された声は、タワレコライブやNews23の演奏でも垣間見られた様に、かなり復活。(
News23の映像はYouTubeでも見れる)
艶も戻りつつあって、いい感じ。
完全復活とまでは言えないけれど、それでも十分なもので、俺もつい、カルアミルクやらアウト・オブ・ブルーでは感動したりした。
ちょっときつい部分になると客席にマイクを向けて皆で合唱という形になるのだけれど、ここがクリア出来るようになると、さらに良くなると思う。
それでも今回のライブは、個人的には相当に好印象。
例えばこけてしまったフリージャズのインプロ演奏等に比してもよい。
後者の場合、一定の約束事のもと、あとは出たとこ勝負なのだけれど、それはミュージシャンの高度な技量に関わらず、やはり演奏として不完全燃焼の場合もあるし、熱意がこちらに伝わらない場合もある。
今回のライブは、岡村靖幸のこのツアーに賭ける意気込み、情熱、熱意、そうしたものがひしひしと伝わってきたし、何よりこれから再起するのだという決意を、聴き手の我々と共有、共鳴出来たところが大きくて、なんで俺まで目頭が熱くなっちまうんだ。
いわゆるメジャーなパッケージツアーだけれど、これはこれで相当に念入りに準備されていることがわかるし、一概にメジャーは駄目。アングラで先鋭的な方が面白い。というのは当てはまらない気がする。
何故ならば、岡村靖幸の音は、やはり俺が聴いてもかっこいいし(過去20年位前の曲を演奏したとしても!)、それは彼の腐っても鯛。天才性が
ものを言うのであって、やはり傑出した存在にはメジャーとかマイナーとかいう区別は全くのナンセンス、愚問であることを痛感した。
つまりセンスの問題だ。
ライブの中盤では、即興のピアノ演奏を2,3曲披露したけれど、これがまた良くて、「横浜ベイベ!」と連呼する彼の音楽的才能は、これは枯渇していないことがよくわかったし、こうなると新作が本当に楽しみだ。
彼のmyspaceには未発表音源がアップされているけれど(
こちら)、これ聴いてもわかるけれど、やはり才能の一端を感じさせるわけで、こうした稀有な存在が、今後どう存在していくのか。
ベクトルはどこに向かって行くのか。
その生き様にも非常に興味があるし、頑張ってほしい。
新曲を全くやらないライブだったけれど、往年の曲のアレンジ等も大胆に行っていて、その新鮮味が失せるということはなかった。
何より、あの岡村ちゃんが帰って来た。
その思いが強く印象付けられたこの日だった。
ところで、彼とは確か俺は同い年なのだけれど、じゃあお前はどうなんだと問われれば、それは、それは、あの、その、横浜ベイベ!
地獄も天国も自分次第。
テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽
- 2007/10/28(日) 08:41:42|
- Rock
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